春一番を思わせる強い風の吹くなか、年長組さんが園庭に飛び出してきました。手には牛乳パックの空き箱で作った何かを握っています。
その正体はブーメランでした。投げ方を工夫して、どこまで飛ぶか競い合っています。
最初はなかなか飛びません。落ちて壊れてしまうことも。そうするとすぐに職員室でセロハンテープを借りて修理します。修理しては改良、練習と繰り返すうちにドンドン高く遠くに飛ぶようになって行きました。
だんだんブーメラン型から手裏剣型に改良されて、カラフルになっていきました。
なかにはあまりに飛び過ぎて園舎の屋上にのってしまったり、園庭を飛び出していくすごいブーメランも登場したりしていました。
卒園を目前にひかえた年長組さんたちのエネルギーは、いまにも園舎から飛び出しいきそうなぐらいに充実しています。